当クリニックの「呼吸器科」をご案内します。当科の特徴をまとめると

  1. 呼吸器外科を専門としていた医師が担当している。
  2. 精度の高いCTを活用している。
  3. 同じクリニック内に耳鼻科もあり、適宜関連させて診察している。

の3点に行きつきます。

  1. 呼吸器科は大きな病院では呼吸器内科と呼吸器外科に分かれています。どの病院でも呼吸器外科医は、内科的な基礎のうえに外科的な技術や考え方を上乗せして診察にあたっています。私もそうでした。しかし一般的には呼吸器外科医の数は少なく、呼吸器科は圧倒的に呼吸器内科医が担っています。いっぽう呼吸器科の関わる病気は、肺がんを筆頭に、内科・外科の双方が知識と知恵を出し合って診断・治療をしていくものがほとんどです。当クリニックでは外科的な経験が豊富な医師が呼吸器の病気を診察させていただくため、内科・外科双方の立場から病気の診断・治療や治療方針の提案をさせていただくことができ、視野の広い診療が可能なのではと考えています。
  2. 現在の呼吸器科の病気の多くは、正確に診断するためにCTスキャンを活用する機会が多くなっています。CTは病気がなんであるかの診断だけではなく、その病気の程度(進行度)の診断にも不可欠です。当クリニックにはかなり精度の高いCTが用意されていますので、患者さんのご希望をうかがいつつ、積極的に活用いたします。なんといっても肺がんを心配される方が多いのですが、そういったときかなりの威力を発揮します。肺の病気の経過観察や検診的な意味合いでも有用と思っています。
  3. 咳や痰は肺の病気だと思われている方は多いようですが、実は案外と喉や鼻に原因があって症状が出現している方もいらっしゃいます。また鼻・喉・気管支・肺は呼吸をするための共通の器官ですので、鼻の悪い方は気管支もやられている等、「合わせ技一本」という方も多いようです。当クリニックではすぐとなりの診察室で耳鼻科も診療を行っているため、うまく耳鼻科と当科を利用いただければ、早く正確な診断や治療にたどりつける可能性大だと感じています。どう考えてもこのメリットは大きいと思います。

以上3つの当クリニックの特徴をいかして日々の診療を頑張っていくつもりでおりますが、

当クリニックの「呼吸器科」は、地域の診療所の立場にたち、

  1. 当クリニックで診断から治療まで完結できる病気に対してはしっかりと治療させていただきます。
  2. またより専門的な検査や治療が必要な病気に対しては、信頼できる医療機関をきちんと紹介いたします。
  3. さらにその医療機関で治療後の安定期の定期フォローは当科でも充分可能です。

■「呼吸器科」が威力を発揮する病気

Ⅰ 診断から治療まで  気管支喘息・肺気腫を主とした慢性閉塞性肺疾患(COPD)・急性の上気道炎(いわゆる「かぜ」)・その他

Ⅱ 高度医療施設に責任もって紹介  肺がん・縦隔腫瘍など手術や抗がん剤/放射線治療が必要となる病気・間質性肺炎・その他

Ⅲ 程度・状況によって検討する病気  慢性咳嗽・肺炎・血痰・気胸・その他

「呼吸器科」のご案内でした。 ご心配やご相談がおありの方は是非「呼吸器科」をご利用ください。

                  小檜山 律 (Kohiyama Ritsu)

小檜山律  前深谷赤十字病院呼吸器外科部長